講話の要約

S.N.ゴエンカとアシスタント指導者の指導するヴィパッサナー瞑想の10日間コースでは、11日間毎日、講話が行われる。以下は、ゴエンカ師による11日間の講話の要約と、ゴエンカ師が引用したパーリ語の文章の翻訳、そして講話に出てくるパーリ語の用語集である。

講話の要約

ウィリアム・ハートによるまえがき

第一日目

最初の困難-この瞑想法の目的-呼吸が出発点として選ばれた理由-心の性質-困難の理由とその対処法-修行上の注意点

第二日目

「悪い行い」「善い行い」の普遍的な定義-八聖道のシーラとサマーデイ

第三日目

八聖道:パンニャ-借り物の知恵、理屈による知恵、経験による智慧-カラーパ-四つの要素 - 三つの性質 :無常、幻想でしかない自我、苦悩-「うわべ」の現実を貫く

第四日目

ヴィパッサナーの修行法を明らかにする-カンマ(因果)の法則-「こころの行動」の大切さ-心の四つの部分-意識、認識、感覚、反応-awarenessと心の平静さが苦悩からの解放の道

第五日目

四つの聖なる真理-苦悩、苦悩の原因、苦悩の消滅、苦悩の消滅への道-因果の鎖

第六日目

体の感覚にたいする気づきと平静さを育むことのの重要性-四つの要素と感覚の関係-物質(体)を生む四つの原因-五人の敵:渇望、嫌悪、心と体の怠惰(眠気)、動揺、疑惑

第七日目

微妙な感覚にも粗雑な感覚にも、心を平静に保つことの大切さ-四つの要素と、感覚との関係 -物質が生じる四つの原因-気づきを持続させる-五人の友―信、精進、知覚力(気づき)、集中力、智慧

第八日目

増えていく法則、その逆の、滅していく法則-平静さが最上の幸福-平静であってこそ真に行動的な人生が送れる。-平静であってこそ、幸せな未来が開ける。

第九日目

第十一日目

第十日目

瞑想法の再考察

第101日目

コースの終了後も修行をつづけるために

講話で引用されたパーリ語の文とその英語訳


講話にあるパーリ語の用語

コース開始の手続きの翻訳

グループ瞑想詠唱の翻訳

朝の詠唱の翻訳(パーリ語から英語)

朝の詠唱の翻訳(パーリ語からヒンズー語)

生徒のための他の書籍とパンフレット(英語およびヒンディー語)